AWS 認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル (SAP-C01) 試験に関するメモ

AWS 認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル (SAP-C01) 試験に関するメモ

岩佐 孝浩
岩佐 孝浩
4 min read
AWS Certification

はじめに

AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C01) 試験に合格したので、準備と成功のためのヒントを共有します。

試験前の AWS 経験

この試験を受験する前に、 AWS サービスを使用した経験があり、2017年3月に AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C00) 試験に合格していました。

アソシエイト試験の準備中は、会社の AWS パートナーステータスが期限切れになる前に合格することが主な焦点でしたが、今回は クラウドネイティブアーキテクチャの深い理解を得ることが目標でした。

試験準備

2019年7月にプロフェッショナルレベルの試験を考え始め、9月の受験を計画していました。しかし、試験トピックの変更や合格基準の10%引き上げが2月に発表され、計画が遅れました。

新試験用のリソースが不足していた中、Jayendra’s Blog を発見し、大いに役立ちました。このブログでは、更新された試験のための体系的な学習パスが提供されていました。

AWS Official Practice Test の結果

10月13日に 4,400円で公式模擬試験を受け、以下の結果を得ました。

1.0  Design for Organizational Complexity: 0%
2.0  Design for New Solutions: 80%
3.0  Migration Planning: 75%
4.0  Cost Control: 50%
5.0  Continuous Improvement for Existing Solutions: 85%

これにより、特に Design for Organizational Complexityにおける改善の必要性が明確になりました。

試験結果

初回試験

10月27日に試験を受けましたが、残念ながら合格できず、スコアは 684/1,000 でした。時間管理が大きな課題であり、180分の試験時間の最初の90分で32問しか回答できませんでした。

初回試験結果

再試験

失敗から学び、2分で1問回答するという戦略を採用して試験に挑みました。12月8日、最終的にスコア 902/1,000 で合格しました。

再試験結果

推奨リソース

ブログリソース

  • Jayendra’s Blog: 試験トピックを網羅した詳細でよく整理されたガイド。非常におすすめです。

AWS 公式リソース

模擬試験

まとめ

AWS Certified Solutions Architect - Professional 試験の合格は、挑戦的でありながら価値のある経験でした。この認定により、 AWS だけでなく Azure や GCP などのクラウドプラットフォームにおけるクラウドネイティブアーキテクチャへの理解が深まりました。

この試験の準備をしている方は、コアコンセプトの理解に重点を置き、時間管理を練習し、 Udemy などのオンライン学習プラットフォームが提供するリソースを活用してください。

岩佐 孝浩

岩佐 孝浩

Software Developer at KAKEHASHI Inc.
AWS を活用したクラウドネイティブ・アプリケーションの要件定義・設計・開発に従事。 株式会社カケハシで、処方箋データ収集の新たな基盤の構築に携わっています。 Japan AWS Top Engineers 2020-2023