IntelliJ IDEA と PlantUML プラグインを使用した UML 図の生成
岩佐 孝浩
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IntelliJ IDEA PlantUML
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はじめに
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UML 図を生成することで、ソフトウェア設計プロセスを効率的に進めることができます。IntelliJ IDEA と PlantUML プラグイン を使用すれば、簡単なテキストベースの DSL を使用して効果的に図を作成・管理できます。このテキストベースのアプローチにより、Git などのバージョン管理システムと容易に統合できます。
必要条件
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以下のソフトウェアをインストールし、設定してください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
IntelliJ IDEA | 2016.3.4 |
PlantUML Integration Plugin | 2.5.0 |
Graphviz | 2.3.8 |
UML の記述と可視化
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まず、.puml
拡張子のファイルを作成します。UML 図のコードを記述し始めると、プラグインが IDE 内で即座に図をレンダリングします。
以下は簡単な例です。
@startuml
interface Person
abstract Employee
interface Person {
+ string getName();
}
class Employee {
- string name;
--
+ string getName();
+ string getEmployeeId();
}
Person <|-- Employee
@enduml
このコードは、Person
インターフェースと Employee
クラスを示す UML 図を生成します。 PlantUML DSL の詳細については、PlantUML 公式サイト をご参照ください。
PlantUML を使用するメリット
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- テキストベースのシンプルさ: UML 図をコードとして管理でき、追跡やバージョン管理が容易。
- Git との統合: 変更を簡単に管理し、他の開発者と共同作業が可能。
- 即時フィードバック: タイピング中にすぐに図を視覚化。
まとめ
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PlantUML は、小規模から中規模のアプリケーションで UML 図を生成するための強力かつシンプルなツールです。そのテキストベース形式は、IntelliJ IDEA や Graphviz などのツールと組み合わせることで、効率的でバージョン管理されたワークフローを実現します。
Happy Coding! 🚀